読み聞かせが苦手!読まなくても絵本を楽しむ3つのコツ

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読み聞かせが苦手!読まなくても絵本を楽しむ3つのコツ
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絵本の読み聞かせは、子どもの想像力や語彙力を高めたりするだけでなく、親子のコミュニケーションを深めるなど、多くのメリットがあります。

そう、絵本の読み聞かせは大切。
分かってはいるけど、どうしても苦手……そんなパパやママもいるのではないでしょうか。

筆者も、絵本の読み聞かせが苦手で、義務感でやっていた時期がありました。
しかし、あるときに絵本の読み方を変えたら、好きにはならずとも、苦手意識を減らすことに成功したので、今回はその方法を紹介します。

この記事はこんな人に向いています
  • 絵本の読み聞かせが苦手
  • 絵本の読み聞かせ方のバリエーションを増やしたい
  • 子どもが絵本にすぐ飽きてしまうことに悩んでいる
目次

絵本の読み聞かせが苦手な理由とは?

そもそも、なぜ絵本の読み聞かせが苦手なのか、具体的な理由を考えてみると、自分にとっては以下が当てはまりました。

絵本の読み聞かせが苦手な理由
  • 抑揚をつけて読むのが苦手
  • 滑舌が悪いためスムーズに読めない
  • 子どもと絵本の好みが合わない

抑揚をつけて読むのが苦手

絵本の登場人物になりきって演じたり、抑揚をつけて読むというのが、なんとなく恥ずかしくて、抵抗感がありました。夫も含めて、ほかに人がいる状況で絵本を読む声を聞かれるのが、すごく恥ずかしいと感じます。

滑舌が悪いためスムーズに読めない

筆者は滑舌が非常に悪く、そもそも昔から音読というものが苦手でした。
そのうえ、絵本はひらがなで書かれていることが多いので、漢字まじりの文章に慣れていると、逆に読みづらいと感じます。しょっちゅう途中で引っかかったりして、流暢に読めません……。

子どもと絵本の好みが合わない

息子の好きな絵本が、自分の好みとは違っていたため、その絵本に興味が持てず、読むのが退屈でした。
こういうと身も蓋もない話ですが、ただでさえ興味の持てないものを、さらに何度も読まされると、やはり飽きてしまいます。

絵本を「読む」ことにこだわらない

これから紹介することを実践したら、絵本の読み聞かせがめちゃくちゃ大好きになった、までにはならなかったですが、少なくとも苦手意識を減らすことはできました。

ポイントは、絵本を「読む」ことにこだわらない、ということです。
具体的にどのように読み方を変えたのか、3つ紹介します。

絵本の擬音にあわせて身体を動かす

絵本の擬音に合わせて、子どもにじゃれつきました。
平常の状態で抑揚をつけるのが恥ずかしかっただけで、じゃれるという行動を伴うと、なぜか平気なことが分かりました。

たとえば「だるまさん」シリーズの絵本では「ぽにん」「ぎゅっ」「ぱっ」などの擬音が出てきます。
「ぽにん」なら子どもに身体を寄せる、「ぎゅっ」なら子どもをぎゅっとする、「ぱっ」なら子どもをぎゅっとしたあとに、ぱっと離す、など動作を取り入れることで、抵抗感なく自然に読めました。

またほかにも「め(目)」「て(手)」「は(歯)」など、身体の部位が出てくるので、息子の目や手や歯などを示しながら読んだりしました。

動作を伴うことで、絵本を「読む」ことから、スキンシップに重点が置かれるので、抑揚をつけて演じるという感覚が薄れるのだと思います。

読み聞かせを、親子のスキンシップタイムにしてみるのもいいかもしれません。

仕掛け絵本で思いっきり遊ぶ

切り抜きがあったり、仕掛けのある絵本は、読むことよりも仕掛けで遊ぶことをメインにしました。

「アンパンマンのパトロール」という絵本では、プラスチック製の目玉パーツの大きさに合わせて、ページにふたつ穴が空いていて、キャラクターの目玉がキョロキョロするような仕掛けになっています。

その穴に指をいれて、目玉が飛び出しちゃった!とか、あるページではカバオくんの鼻の位置に穴があったので、鼻水びろーん!などの遊びを取り入れていました。

絵本のストーリーにまったく関係ないのですが、子どもはゲラゲラ大笑いしていました。

読み聞かせタイムが退屈だなと感じていたときに、やけくそで思いついた遊びだったのですが、それで子どもがすごく笑ってくれるので、読み聞かせの苦手意識が弱まるきっかけになった出来事です。

絵本のイラストをじっくり見る

息子は乗り物の絵本が大好きなので「おはよう、はたらくくるまたち」「しゅつどう!しょうぼうたい」「バリバリしゅうしゅうしゃ」などがお気に入りです。

これらの絵本には、町並みや作業風景を俯瞰して描かれたページがあるのですが、そういったページは、息子とじっくり見ています。

車の台数を一緒に数えたり、パン屋さんあるね、学校あるね、などイラストに書いてあるものを一緒に探したりしました。

また、絵本を「読む」ということにとらわれないで見ると、絵本のイラストを鑑賞する余裕が出てきます。
筆者は、もともと絵を書いたりするのが好きだったのもあり、息子とイラストについて語らうのは楽しいと感じました。

絵本のストーリーはあまり好みではなくても、イラストとして見ると、構図や色使いなど、子どもの興味を引くように意識して描かれているのが分かり、面白いです。

まとめ

絵本の読み聞かせが苦手なパパとママへ送る、苦手意識をちょっとだけ減らす工夫3つを紹介しました。

絵本は「読む」だけでなく、子どもが楽しめるように様々な工夫がされています。
物語を「読み聞かせる」ということにこだわらず、絵本を使って子どもと「遊ぶ」という気持ちでいると、パパやママ自身も絵本を楽しむことができると思います。

子どもの性格にもよるので、物語を楽しみたい子には合わないかもしれませんが、絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションの時間でもあるので、親もストレスを感じずにいられるのが一番だと思います。

実際に、筆者が義務感で読み聞かせしていたときは、それが息子にも伝わってしまっていたのか、リアクションも薄めでした。

絵本の読み聞かせが苦手だな、辛いなと感じたらぜひ、読まずに楽しむコツを試してみてください。

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